社長メッセージ
分かち合う「ひととき」とともに、140年
2026年、「コカ・コーラ」は米国アトランタの小さな薬局のカウンターで初めて提供されてから140周年を迎えます。一杯の何気ない飲み物として誕生した「コカ・コーラ」は、時代と場所を越えて歩みを重ね、今では世界中の人々の日常や、分かち合うかけがえのない瞬間の一部となりました。
この140年の間、「コカ・コーラ」は単なる飲料にとどまらず、大切な出来事から何気ない日常のひとコマまで、さまざまな瞬間に寄り添ってまいりました。静かな休息の時間、食卓を囲むひととき、人と人がつながる場面—そうした多くの瞬間に「コカ・コーラ」を受け入れていただけたことに、心より感謝いたしております。私たちはその感謝の気持ちを胸に、変化する嗜好やライフスタイルに寄り添いながら、飲料ポートフォリオを進化し続けてまいります。
日本の消費者のための多様なポートフォリオ
日本は、世界のコカ・コーラ市場の中でも、特にユニークで革新性に富んだ市場の一つです。現在、日本では約40のブランド、約400の製品を展開し、日本の消費者の多様なニーズやライフスタイル、嗜好にお応えしてまいりました。
世界的なアイコンである「コカ・コーラ」に加え、「ジョージア」「アクエリアス」「い・ろ・は・す」「綾鷹」など、日本のために開発されたブランドも数多く存在します。唐揚げと一緒に楽しむ「コカ・コーラ」や、おにぎりに合わせる「綾鷹」など、これらのブランドは日本の暮らしの中に深く根づいております。また、その多くが日本発のビリオンダラーブランドとして成長し、世界各国で親しまれております。私たちは常に消費者を中心に据え、あらゆるシーンや瞬間に応えるポートフォリオの進化を続けてまいります。
Coke ON:日常の利便性を通じたつながり
2016年に導入されたCoke ONは、「コカ・コーラ」との日常的な接点を、より便利で楽しいものにするために誕生したアプリです。自動販売機と直接連携することで、スタンプを集めて特典を獲得するなど、日々の暮らしの中で小さな価値や楽しさを提供していまいりました。
2026年5月時点で、Coke ONのダウンロード数は約7,400万に達しており、これは日本の総人口に照らし合わせると、約2人に1人に相当する計算になります。全国約53万台の自動販売機に対応し、デジタルサービスの枠を超え、全国の日常に寄り添う身近な存在へと成長しております。
日本各地の地域社会に深く根ざして
コカ・コーラシステムは、1957年から日本とともに歩んでまいりました。現在では、ザ コカ・コーラ カンパニーと5つのボトリングパートナーによる協業のもと、全国22カ所の製造拠点を中心とした生産・物流ネットワークによって事業が支えられています。各拠点は、それぞれの地域社会に深く根ざし、都市部から地方まで幅広いエリアに製品をお届けしています。
22すべての製造拠点において、水資源の保全は事業運営の大切な要です。私たちはボトリングパートナーとともに、20年以上にわたり水資涵養活動に取り組み、各地域で水資源の保護・再生を進めてまいりました。日本においては、飲料製造で使用した水量と同等の水量を自然に還元するというグローバル目標を継続的に上回る成果を達成しており、これは地域の資源と日本社会への長期的なコミットメントを示しています。
これからも私たちは、日本の消費者の皆さまの期待に応え、さらにはそれを超えるべく、パートナーの皆さまと密接に連携してまいります。
日本コカ・コーラ株式会社
代表取締役社長
フランク・サーモン